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コロナ禍もようやく収まり、3年ぶりに美江寺観世音お蚕祭りが美江神社境内にて開催されました。
昨年から自治会の班長に当たっていますが、昨年は開催されなかったため、何年ぶり?にお祭りのお手伝いをすることになり、朝7時30分に他の役員さんたちと集合しました。
久しぶりにお祭りの準備をしたのでわからない事ばかりでしたが、そんな様子を今回はリポートしていきます。
お蚕祭りの歴史等については2018年に開かれたお祭りのリポートに書いてありますのでここでは省略させていただきます。
美江神社境内には美江神社、美江寺観音堂、秋葉神社、公民館があり、初詣、どんど焼き、お蚕まつり、宿場祭り(今年開催かどうかは不明)、お十七夜、秋祭り、消防訓練、クリーン活動、自治会の会議などなど、事あるごとに町民が集まる場所です。
いつ来ても、心が洗われるようで私にとっては神聖な場所です。
奇麗に飾り付けられて観音様は準備万端
久しぶりに役員の皆さんが力を合わせてお供えや山車の用意
お供え:紅白の寒天は猩々さんに見立てて、野菜で袴を作ります。
僧侶によるお経 たくさんの参拝者
今年の天気や豊作を占います。出た数字の大きさでひしゃくに開ける穴の大きさが決まります。
今年は1という事で雨が少なく、ひしゃくの底は抜きませんでした。
猩々さんが今年の占いの結果のひしゃくを持ってみなさんに知らせます。
かつては町中山車を曳いて行列が行われましたが、今年はありません。
お経が終わった後のお堂では自動金突き器が鳴り続けます。誰が考えた?
演奏前の入念な練習
保存会のみなさんの演奏、披露の場が復活して良かったです。
昭和53年から続く伝統、一度絶えたらお終い。でも存続には多大な努力が必要です。
私は一日だけのお手伝いですが、自治会長様始め役員の方々のお骨折りには感謝感謝です。
猩々さんの飾り付けに要る竹と葉物、毎年新しくされるそうです。太い竹が無く、切るのにも苦労されたとか💦苦労話は尽きないだろうな・・・。
お蚕祭りに無くてはならない紅白のお餅、かつては山車の上からまいて大盛況でしたが、今年は来参者に手渡しで配布。
そのお餅ももち米を蒸かすところから町民が作っていましたが今年は業者さんに依頼されていたので楽でした。でもワイワイ言いながら大変だと文句を言いながらも楽しく作業していたころが懐かしい気もします。
コロナ禍で様々なイベントが中止となり、ようやく少しずつ復活をしてきましたが、なかなか以前の様には行かなかったり、人が減ってきたりと問題山積みですが、こうしてお蚕祭りに参加させていただいて町の人々との交流ってやっぱり良いものだなと実感しました。
形は違えど、こうして伝統が継承されていく事がとても嬉しく思えた一日でした。