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弥勒寺遺跡群をSNSで世界に発信しようと、SEALAND-SKYの増田敦さんが遺跡とダンスのコラボを企画、8月6日早朝6時より始まるその撮影風景を見せて頂きました。
⇧ドローン撮影(増田 敦)
弥勒寺官衙遺跡群は、関市池尻の長良川河畔付近に広がる古代に寺院や役所などがあった国指定の遺跡群です。
壬申の乱で活躍した身毛君広(ムゲツキミヒロ)で知られるムゲツ氏はヤマト朝廷で軍事的役割を担い、かつての美濃国武儀郡、現在の関市、美濃市、山県市あたりを支配した強力な豪族でした。そして武儀郡の名前の由来であると考えられています。
発掘された広大な敷地からムゲツ氏の当時の権力がいかに大きいものであったかがうかがえます。
古代の役所、武儀郡衙があった場所で倉庫が立ち並んでいた正倉院、館、厨家などが配置されていたと考えらる建物群が確認されました。
奥に見えるのは「弥勒寺」、ムゲツ氏の氏寺と伝えられ、廃寺となっていたものを円空がこの地で再興しました。
円空はこのお寺で亡くなったとされ、境内にはお墓があります。数百体あった円空仏などが大正9年の火災でお堂と共に焼失、現在のお堂は再建されたものだそうです。
今回遺跡で踊るのは岐阜市柳津の中学生と小学生の女子5人組ダンスチーム「タラタラしてんじゃね~よ」です。
ネーミングはお菓子のタラタラしてんじゃね~よが皆大好きではまったからと言う事ですが、かなりインパクトありますね。
彼女たちは小学校低学年の頃から一緒にダンスを習っていて、仲の良い5人で1年半前にグループを結成したそうです。
イベントやコンテストなどに出場していましたが、コロナ禍で発表する場が無くなってしまっていました。そんな中、古代と現代の融合というテーマを発信する事になり、「一生の思い出になる」と張り切って暑い中でのチャレンジとなりました。
ダンスは人に見てもらって力が沸くものですが、今の状況の中ダンスに限らず多くの方が同じ様な立場に置かれています。
こんな状況だからこそ生まれた発想、遺跡とヒップホップのコラボレーションに古代と現代を繋ぎ、さらに未来へと向かう夢を若者に託す気持ちが強く沸いてきます。
日中は暑くなるので朝6時集合で撮影スタート。
自分たちの踊る場所が歴史的にどんなところであるのか予め勉強してきた彼女たち、改めて増田さんから説明を聞きこの場所で踊る事の意義を再確認中!
暑い中での激しい動きに汗が吹き出す💦何度も何度も休憩を取りながら・・・
撮影が進むにつれてどんどん和んできて変顔までしてくれるひょうきんさ(笑)
ドローン撮影は多分初めてかな?
最初は近づいたり離れたりするドローンに戸惑いながらも、すぐに慣れた感じ。
上空のドローンからはこんな感じになってます、眩しいよね。(写真・増田)
ドローンに向かってポーズ
未来へ羽ばたけ!!
川原へ移動して最後の撮影無事終了!!
暑い中での撮影約4時間、撮影スタッフ、付き添いの親御さんも皆さんお疲れ様でした。
プロモーションビデオ楽しみにしています👋